神奈川県川崎市内の認可外幼稚園「ALC貝塚学院」が、3月26日に突如として閉園を発表し問題になっています。
新年度直前の発表に、ALC貝塚学院に通っていた子供の保護者からは戸惑いの声があがっているようです。
ALC貝塚学院は、4月以降の事業継続ができない状況だということです。果たして、破産して閉園せざるを得なくなった理由とは何だったのでしょうか?
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川崎市の認可外幼稚園「ALC貝塚学院」が破産し新年度直前に閉園!
企業が運営する、神奈川県川崎市内の認可外幼稚園が、新年度直前の26日、突然、保護者に閉園を通知し、動揺が広がっている。
閉園を通知をしたのは、川崎市にある認可外の幼稚園「A.L.C.貝塚学院」。複数の保護者によると、26日夜、幼稚園側から突然、「4月以降の事業継続ができない状況」だとして閉園するとの通知があったという。
幼稚園側は、今月中に破産申請を行う意向を示しているということで、今週29日に保護者向けの説明会を行うとしている。
保護者「年長になるので(今から)受け入れてくれる所も少ない。違う園に行ったら当然、入園金を払わなくてはいけない」。保護者によると、幼稚園には約300人の園児が通っているという。
川崎市には、保護者からの相談が数十件寄せられていて、市は「状況を確認した上で、情報提供など今後の対応を検討したい」としている。
出典:Yahoo!ニュース
川崎市の認可外幼稚園【ALC貝塚学院】が保護者に送ったメールの内容画像
4月から入園予定が…酷い💢
面接、入園金、債券購入、施設費、給食代etc凄い額かかったのに…これは全て返ってこない気がする_| ̄|○#ALC貝塚学院 pic.twitter.com/uQEgYUfmty— *Misako* (@Misako69misakO) 2019年3月26日
川崎市の認可外幼稚園【ALC貝塚学院】閉鎖の理由は詐欺?はれのひと同じ?
閉園を発表していたALC貝塚学院ですが、なんと3月28日に事業継続の可能性があると発表しました。
事業継続の理由は、とある地元企業の協力が得られたからとのことです。
地元企業は前経営陣から経営を引き継ぐ形となったようで、企業の代表が新しい園長となりました。
川崎市の認可外幼稚園【ALC貝塚学院】閉鎖の理由は無償化?
ALC貝塚学院の経営は有限会社アメリカンラングエイジセンター
(有)アメリカンラングエイジセンター(TDB企業コード:200747252、資本金1600万円、神奈川県川崎市川崎区渡田山王町20-35、代表鈴木美代子氏)は、3月27日までに事業継続を断念し、近く自己破産申請の意向であることが判明した。
当社は、1974年(昭和49年)10月に設立され、40年以上にわたって幼稚園の運営を手がけてきた。認可外幼稚園「A.L.C.貝塚学院」を運営するほか、幼児向けに体操、水泳、バレエ、英会話などを教えるキッズスクール「A.L.C.アルファウイング」を関係会社とともに展開、ピーク時には4カ所で教室を開いていた。
出典:Yahoo!ニュース
認可外幼稚園「ALC貝塚学院」の運営は、アメリカンラングエイジセンターという有限会社が行っていたようです。
有限会社アメリカンラングエイジセンターは、ALC貝塚学院の他にも「A.L.C.アルファウイング」というキッズスクールを運営していたみたいですね。
ALC貝塚学院の園長の名前や顔画像は?
2017年からもう考えてたってことだよね?#ALC貝塚学院
川崎 幼稚園 pic.twitter.com/52pp00Aonq— ななこ (@xFla2VHK5QoCzDI) 2019年3月27日
有限会社アメリカンラングエイジセンターの代表は、鈴木美代子という人物でした。
一方で、ネットに公開されているALC貝塚学院から送られてきた文書には、坂本節子という名前が記載されていたようです。
現時点の情報では、どちらがALC貝塚学院の園長や責任者だったかまでは分かりませんでした。もしかすると、どちらでもない可能性だってありますよね。
調べた結果、責任者と思われる2人の人物の名前は出てきましたが、顔画像までは発見できませんでした。
まとめ
川崎市の認可外幼稚園「ALC貝塚学院」が、4月直前に閉園するという衝撃的な事態になっています。
当然ながら保護者からはクレームが殺到しており、対応を迫られているようですね。
閉園の原因は経営会社の破産で、その理由は教育の無償化にあるとも言われていますが、一部では詐欺ではないかとの声もあがっているようです。